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(2002年4月15日まで)


■■カツミEF65PF初期型 JR東日本仕様
※参考品


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1.最初に
 ある幹線系旅客鉄道から移籍してきたカツミのEF65PF(初期型の初期製品)をJR東日本田端所をベースに活躍するPFのイメージに加工してみました。
目立つところには手間(とお金)をかけて、それ以外はベースを生かし、精密なプラスティック製の貨車や客車と一緒に楽しむ事ができるように、また、駆動系を一新して運転会やお座敷運転で活躍できるように更新延命改造となった訳です。

 ナンバーは元々貼ってあったナンバーに敬意を表して、ヘッドライトにヒサシが無いタイプではラストナンバーとなる1017番としてあります。特定ナンバーを意識はしていません。

製作・説明文:倉田健

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2.加工ポイント

塗装は全て剥がして、目立つ部分にディテールを追加しています。
主なポイントとしては、
●ヒサシの取り付け
天賞堂のヒサシを付けています。これでがらっと雰囲気が代わり、対応できる時代?も広がります。
●屋上配管等
目立つところは要領よく?手を掛ける事にします。防護無線アンテナ(天賞堂ロストワックス)、LA17避雷器(エンドウのホワイトメタル)、銀河モデルの割りピンとマッハの配管止め、0.4ミリ、0.3ミリ真鍮線で避雷器からパンタグラフへの配線、空気作用管を付けます。直流機の屋根上配管は、あまりお金を掛けずにオリジナリティを出すことが出来るポイントです。
●テールライト位置の修正、交換
製品では、テールライトの位置が下すぎて、それにつられて、塗り分け線が下がってしまっており、イメージが変わっています。
プレスで表現されている元のテールライトを潰し、天賞堂のパーツに交換します。
●エアホース、ジャンパ栓等
沢山付いたエアホースはPF型の魅力ですので、ロストワックスのエアホースをつけます。スカートのステップも天賞堂のパーツに交換します。

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3.走りへのこだわり
●エンドウMPギア化
オリジナルはインサイドギアからエンドウのMPギアに交換、走行性が各段に向上しました。集電性能もアップしますので、車輪の清掃等のメンテナンスも少なくて済みます。
●モーターへの放熱器の取り付け
秋葉原で購入した小さな放熱器をEN22モータの上面に貼りつけています。両面テープは放熱器専用のものが市販されています。また、ウエイトは車体中央部ではなく、出来るだけ台車上に来るように取り付けています。
これらの効果は特に感じることは出来ませんが、連続走行も安心して行える機関車となりました。
●メンテナンス性の向上
上回りと下回りが簡単に分離できるようにリン青銅版とプリント基板で接点を作っています。
●カプラーについて
運転を重視して、マグネマティックの26番を使用しています。

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3.終わりに
塗装はクリームはマッハのクリーム1号、ブルーはエコーのブルーです。サイドの細いクリームの線はタミヤのマスキングテープをカッターナイフで切り出しています。
想像以上に手間と費用がかかりましたが、自分としては結構気に入っています。台車もPF用ではなく、ボディも運転本位の設計の為、スケールからはかなり長いですが、あまり気にもならず、お座敷運転や運転会場で貨車、客車を牽引して活躍しています。


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